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【DIY】自作ホームシアターをディアウォールで作る!簡単、スッキリで予算10万円。

こんにちわ、かなりおです。

 

2020年に東京オリンピックが控えていますが、みなさんは大型液晶テレビの購入を検討されていますか?

 

僕は何十万円もかけて大型液晶テレビを買う予算もないし、部屋の広さもありません。

なので、『賃貸でも可能な、簡単ホームシアター』をモットーに試行錯誤して簡易ホームシアターを完成させました。

『ホームシアターが欲しいけど賃貸で諦めている人』は必見!

 

今回紹介する簡単ホームシアターだと、テレビで見ることのできるメディアなら、プロジェクタに投影して2.1chスピーカーのサウンドを楽しめることができます。

具体例を挙げると

  • 普段見ているテレビ番組
  • 録画したドラマ
  • AmazonプライムやNETFLIX
  • ゲーム(ニンテンドースイッチ、PS4)
  • パソコンで再生可能な動画

など、HDMIケーブルで接続可能なメディアは全て視聴可能です。

メディアの切り替えはリモコンで可能なので楽ちん♪

作り方も簡単なので、紹介していきたいと思います。

(2020.1.12更新)

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リビングのミニシアターで子供がゲーム中

ホームシアターに必要なもの

ホームシアターを作成するのに必要なものは

  1. シアタールーム
  2. プロジェクタ
  3. スピーカー
  4. スクリーン
  5. メディア(BDプレイヤーなど)とケーブル

が挙げられます。

1.シアタールーム

間取りに余裕がある場合は個別にシアタールームを作成する方法もありますが、以下の理由から『リビング』を選択しました。

  • 大画面への投影が可能
  • BDレコーダーやパソコンなど、プロジェクタに繋ぐメディアがある
  • ソファ、エアコンなどホームシアターを快適にする道具が揃っている
point1『大画面への投影が可能』

プロジェクターの性能にもよりますが、基本的には投影距離(プロジェクタからスクリーンまでの距離)が長いと、スクリーンに映る映像が大きくなります。

僕の使用しているBenQ HT2050の場合、100インチを投影するためには2.5~3mの距離が必要になりますが、リビングだとこの距離を確保することが容易です。

point2『メディア』

シアタールームを個別に作る場合、シアタールーム専用のメディアが必要です。

ただ、多くのご家庭のリビングにはBD/DVDレコーダーがあると思います。

他にもパソコン、ゲームなどもリビングにあることが多いと思うので、各メディアを移動させることなく使用できるリビングがシアタールームに適しています。

point3『快適な空間』

リビングにはソファやエアコンなど、映画やテレビを快適に楽しむ設備が揃っています。

シアタールームを別に作ると、その部屋にもソファやエアコンなどの設備が必要になってしまうのでもったいないですね。

 

この3つの理由から今回はシアタールームに『リビング』を選択しています。

シアタールームを確保でき、メディアやソファ、エアコンなどの設備を設置できるであれば、リビングでなくても問題ありません。

2.プロジェクタ

プロジェクタは多くの機種がありますが、僕が使用しているのは『BenQ HT2050』になります。この機種を選んだ理由は

  • フルHD(1920×1080)
  • 2200ルーメンで日中でも映画を楽しめる
  • 100インチが投影可能

の3点です。

AmazonプライムやNETFLIXを見るのであればフルHDも抑えておきたいポイント。

ただ2020年1月現在だと、BenQやエプソンなどのフルHD機種は10万円近い高額になります。フルHDの安価な機種を買うよりは、安心できるBenQやエプソンのグレードの落ちた物を購入した方が満足度は高いと思います。

5万円以内で今1番おススメできる機種は『BenQ MW550』になります。


BenQ MW550 WXGA HDMI Business Projector

 

予算に余裕がある場合は『BenQ HT3050』を勧めます。

上下の台形補正に加えて左右の補正も可能なので、プロジェクタの設置場所に困りません。

point!「プロジェクターの設置場所」

プロジェクターの設置場所ですが、ディアウォールで簡単に確保できます。

ソファ横の空いたスペースにディアウォールで棚を設置しましょう。

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ディアウォールで作った棚にプロジェクターを

プロジェクターが左右の台形補正しかない機種の場合は、できるだけソファー横に設置してください。

ディアウォールは2x4材を使用することで簡単に棚を作成することが可能です。

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3.スピーカー

スピーカーに関しては『2.1chスピーカー』を採用しました。

5.1chは配線やスピーカーの設置に費用がかかること、リビングに圧迫感を出したくないことから選択しませんでした。

2.1chの『2』はメインスピーカーが2基、『1』はサブウーファーが1基という意味です。

サブウーファーがあると、重低音が響きますので映画やスポーツ観戦だと臨場感が増しますね。

僕は『パイオニア HTP-CS1』を購入しています。

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パイオニア HTP-CS1

テレビの前にある小さい2個のスピーカーがメインスピーカー、テレビ台下の向かって左にあるのがサブウーファーです。音は想像していたよりかなりいいですね。

エイジングによって購入当初より、使用後3か月程経った今のほうが音がきれいになっています。

 

設置位置の問題がなければ『ヤマハ サウンドバーYAS-207』も非常に良い機種だと思います。

ただ、サウンドバーはテレビ前に置く場合、テレビのリモコンの赤外線センサーが隠れてしまう可能性があるので注意してください。


​Yamaha's YAS-207 sound bar one of the best for the money

point!「HDMI切替機」

『パイオニアHTP-CS1』にしたもう1つの理由は、HDMI切替機が不要だったことです。

通常、使用するメディアを変更する度にケーブルを抜き差しするのは不便ですので、ボタン1つでHDMIの切り替えが可能な「HDMI切替機」を使用します。

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プロジェクター、スピーカーの接続イメージ

この「HDMI切替機」が『パイオニアHTP-CS1』は組み込まれていて、本体にHDMIの差込口が3つあるので、リモコンでHDMIの切り替えが可能です。

 

ちなみに我が家の場合、プロジェクターとメディアが離れているので、この2つをつなぐためにHDMIの延長ケーブルを使用しています。

普段は上記図の「スピーカーの★出力端子」をテレビのHDMI入力ポートとつなぐことで、BDレコーダーやゲーム使用時もスピーカーの使用が可能に。

プロジェクタを使用する場合は、「スピーカーの★出力端子」とプロジェクタをHDMI延長ケーブルでつなぐだけでホームシアターを楽しむことができます。

延長ケーブルは長い物だと4.6mのものがありますので、プロジェクターを使用する時だけソファー裏を通したり、ラグの下に隠すことで、邪魔になることはありません。

4.スクリーン

ホームシアターで使用するスクリーンは大きく分けて3タイプあります。

  1. 壁掛け式
  2. 吊り下げロール式(手動)
  3. 吊り下げロール式(電動)

スクリーンは張りっぱなしでOKという方は「壁掛け式」が安価で設置も簡単なので良いと思います。 

今回おすすめするのは「吊り下げロール式(手動)」です。

「吊り下げロール式(電動)」のメリットも沢山ありますが、

  • 値段が高い
  • 壊れる可能性がある
  • 重たくなる

 の3つの理由から、今回は手動式をお勧めします。

point!「スクリーンの取り付け方」 

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リビングにスクリーンがあっても収納すれば目立たない

【注意!】

販売元のイーサプライは業者に取付工事を依頼することを推奨していますので、以下の取り付け方は自己責任でお願いします。

 

吊り下げロール式(手動)スクリーンを固定するために僕が使用したのは『壁美人』です。

『壁美人』はホッチキスを使って取付金具を壁に固定するアイテムです。

ホッチキス1針の耐荷重は大したことないですが、複数のホッチキス針で固定することで数kg~数十kgまでの耐荷重を可能にしています。

 

今回使用したのは耐荷重12kgの製品。

これを2個使用することで24kgまで耐えることが可能です。

 

スクリーンの重さは5~6kg程度ですが、今回購入したものは手動のため、スクリーンを引き下げる時に荷重がかかります。そのため余裕を持って24kgの耐荷重としました。

週に1回程度スクリーンを使用してすでに半年以上経過しますが、特にホッチキスが浮いてくるようなことはありません。 

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壁美人でスクリーンを取り付け

スクリーンをリビングに設置することについて、圧迫感を心配される方もいると思いますが、

  • 設置位置が高いこと
  • 壁紙と色を合わせる

の2点を気を付けることで、ほとんど問題になりません。

お客さんを呼んでも気づかれることはないですし、家族で生活していても圧迫感などは特に感じません。

5.メディアとケーブル

メディアについては今、ご使用のものを使用可能だと思います。

ケーブルに関しては

  • 長さを確認
  • フルHD対応かどうか
  • ハイスピードのものか

に注意すれば、それほど差はないように思います。

まとめ

今回紹介したリビングホームシアターを作成しようとすると、

  • プロジェクター(BenQ HT2050) 72000円
  • プロジェクター台(ディアウォール) 8000円(木材、ワックス込み)
  • サウンドバー(YAS-108) 18000円
  • スクリーン(イーサプライ 100インチ) 11000円
  • 壁美人 2600円
  • HDMIケーブル 1000円程度 

で、合計11万円になりました。

予算10万円には1万円オーバーしましたが、プロジェクターを予算に合わせて変更することで10万円でのリビングホームシアターが可能です。

 

2020年は東京オリンピックが開催されます!

大画面でオリンピックを楽しむためにも今から準備をしておきましょう♪ 

長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。