ウパブログ

ネットショッピングのレビュー、医療の話をメインに、トレンド記事の検討を発信していきます。

土10『トップナイフ~天才脳外科医の条件~』第1話を解説。キーパーソンは永山絢斗?

こんにちわ、かなりおです。

 

今シーズンは医療系ドラマが4本ありますが、その中でも1番楽しみにしていた

土曜10時『トップナイフ~天才脳外科医の条件~』がスタートしました!

脚本は『コードブルー ドクターヘリ緊急明究』で有名な林宏司さんで、10年近く前から「トップナイフ」の構想をねっていたとのことです!

原作とは違った魅力を見せてくれることに期待したいですね。


【公式】1月期新土曜ドラマ「トップナイフ -天才脳外科医の条件-」本編映像・初出し!PR 1月11日土曜よる10時スタート!最強ヒットメーカーが集結!

ドラマ冒頭では

  • 部長に電話で起こされる天海祐希さん
  • ワインを傍らに女性と寝ている椎名桔平さん
  • 脳動脈瘤の手術ビデオを見ながらラーメンとプロテインをかけこむ永山絢斗さん

と一癖あるトップナイフたちの日常が描かれていました。

キャストの詳細や、医療シーンの解説を挙げていきたいと思います。

『キャスト』

深山瑤子(みやまようこ)/天海祐希

天海祐希

「家族を捨て、メスを握った脳外科の女帝」

脳動脈瘤のスペシャリスト

部長の今出川から脳外をまとめるように言われる、管理職的役割。自分の実力一つで患者の人生が変わるのが脳外科医だと実感し、その責任と重要性を自覚して、患者の命を第一に考えている。しかし、その裏では家族を捨てたという罪悪感を抱えている。

(引用:日テレ公式『トップナイフ』)

 

家族を捨てた罪悪感と戦いながら、患者の命を第一に考える医師役で、家族を捨てた理由は今後描かれていくと思います。

部長の今出川孝雄(三浦友和)さんは、天海祐希さんの成長のために新しく3人の脳外科医(椎名桔平、広瀬アリス、永山絢斗)を呼んだと言っていますので、天海祐希さんにないものを持った3人ということになりますね。

黒岩健吾(くろいわけんご)/椎名桔平

椎名桔平

「愛に飢えた手術室の暴君」

脳腫瘍のスペシャリスト

「世界のクロイワ」の異名をとり、マスコミにもたびたび取り上げられるスター脳外科医。自分第一主義。仕事で散々人の命を救っているのだから、それ以外はすべて自分を優先してもいいと考えている。

(引用:日テレ公式『トップナイフ』)

 

第1話でも「患者を患者として見ていない」と天海祐希に切り捨てられる1場面もありましたが、経験とセンスで「脊髄での硬膜下血腫」というかなりレアなケースの患者も見事に救って見せました。

「患者さんに寄り添う医師」というよりは「症例を治すことを1番に考える医師」という印象ですね。

「愛に飢えたの理由」も今後の展開で明らかになっていくでしょう。

西郡琢磨(にしごおりたくま)/永山絢斗

永山絢斗

「心を閉ざした孤高の秀才」

外科もカテーテルも出来る二刀流

手技に絶対的な自信を持ち、“天才”を自称。しかし、その自信は表面上のもので、中身はコンプレックスの塊。なぜか同僚にも患者にも心を開かない孤高の医師。

(引用:日テレ公式『トップナイフ』)

 

俳優の瑛太さんの弟の永山絢斗さんは謎多き役柄ですね。プライベートでも手術ビデオを見て勉強したり、カップラーメンとプロテインを流し込むシーンは「ご飯のために時間を使いたくない」というストイックな一面を見ることができました。第1話最後の歓迎会でもお酒を飲まずにすぐき帰宅するシーンも「自分のために時間を使いたい」という表れでしょうか。

紹介では「自信は表面上のもので、中身はコンプレックスの塊」と紹介されていますが、コンプレックスの塊だからこそ「1番」を目指しているのかもしれません。

コンプレックスの原因も今後の展開で明らかになっていくと思います。

小机幸子(こづくえさちこ)/広瀬アリス

広瀬アリス

「自称”天才”のド新人」

専門研修医

幼い頃から神童ともてはやされ、何事も一番が当たり前でトップ中のトップになる人生を歩んできた。そして偏差値が最も高く、最も難しい医療だからという理由で脳外科医になる。だが医局に入り、実技がからっきしダメな新人と噂されるも本人にその自覚はない。しかも、恋愛経験はゼロで26歳にして初恋を経験することに・・・。

(引用:日テレ公式『トップナイフ』)

 

『専門研修医』とは医学部を卒業後、2年間の「初期研修」が終わり、脳神経外科という専門領域に進んだ医師のことで、各科の「専門医」を取る前の医師の総称ですね。

広瀬アリスさんのキャラを生かした愛されポジション。新人でまだまだ仕事はできませんが、まったく気にしない『鈍感力』が見え隠れする第1話でした。

 天海祐希と3人の脳外科医

部長役の三浦友和さんは「天海祐希を変えるためにこの3人を呼んだ」 とドラマ中、数回にわたって発現しています。

天海祐希さんになくて、3人にないもの。それは

  • 椎名桔平→オンオフ切り替え
  • 永山絢斗→1番を目指す向上心
  • 広瀬アリス→鈍感力、初心

それとも、天海祐希さんと3人に共通している「プライベートの重要さ」を、天海祐希さんに気付かせることを目的としているのでしょうか。

椎名桔平さん、永山絢斗さん、広瀬アリスさんはそれぞれ三様にプライベートがダメさを匂わせるシーンがありましたよね。

対照的に三浦友和さんの最初のシーンは「休日にゴミを出すシーン」で、家庭を大事にされている印象を受けました。

なぜ、三浦友和さんが3人を呼んで天海祐希さんを変えようとしているのか、第1話を見て今後が楽しみな作品だと感じました。

外科とカテーテルの二刀流

メインキャストの天海祐希さんは「脳動脈瘤のスペシャリスト」とされています。

永山絢斗さん演じる西郡琢磨は「外科とカテーテルの二刀流」とされていますが、一般的に開頭して手術を行う『脳神経外科医』と、カテーテルを用いて血管の中から治療を行う『血管内科医』が存在します。脳神経外科の領域でカテーテル治療を行うのは『脳動脈瘤』が圧倒的に多いですから、天海祐希さん演じる深山瑤子と治療領域がかぶっていますね。

謎多き西郡琢磨との接点が多くなりそうなので注目したいと思います。

第1話の医療シーン解説

「バイポーラ」

何度か、手術シーンで耳にした「バイポーラ」

これは出血した場所を「電気で焼き付ける手術器具」の名前です。

恐らく今後の話でも頻回に出てくるので要チェックですね!

「開頭シーン」

頭を開けるシーンでドリルを使用していましたが、開頭する場合は3点ほどドリルで穴を空けて脳を保護しながら骨を外します。骨を外した場所から、脳を見て手術をするわけですね。

永山絢斗さんがドリルで開頭するシーンでは助手が水をかけるシーンがありました。

これはドリルが熱を持つことと、骨片が飛ぶのを防ぐ目的で水をかけますが、多くても少なくてもダメなので永山絢斗さんも「水が多い!」「少ない!」と助手に指示を出していましたね。

 

『トップナイフ~天才脳外科医の条件~』は毎週土曜日22時スタートです!

見逃した方はHuluで視聴可能です!

 

原作はこちら!