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インフルエンザ予防接種にインフルエンザの予防効果はない理由を解説!

インフルエンザ流行ってきてるみたいですね!

 

今年はラグビーワールドカップの影響で外国人渡航者が増えたので、インフルエンザの流行している南半球からの渡航者が夏の日本にインフルエンザを持ち込んだって聞きました。

ワールドカップ盛り上がったので仕方ないですねー😊

 

 

現在のインフルエンザの流行具合は、国立感染症研究所で流行レべルマップが確認できます。

https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html

 

各病院でもインフルエンザの予防接種始まってますが…

 

インフルエンザの予防接種ではインフルエンザは予防できません!

 結構勘違いされてる方も多いので、インフルエンザの予防接種ではなぜインフルエンザの予防ができないのか、なんのためにインフルエンザの予防接種を打っているのか説明していきます。

 

 インフルエンザからカラダを守る抗体

まず、人間の抗体には数種類ありますが、インフルエンザに関係してくるのはIgAとIgGという抗体です。

  • IgAは粘膜などの粘液中に存在
  • IgGは血液中に存在

 

インフルエンザに感染しないために予防接種をするのであれば、最初にインフルエンザウイルスが感染して増殖する粘膜での抗体を上げないといけません。

 

つまり、粘膜に存在するIgAを増やさないと、インフルエンザの発症を予防することができないんですね。

 しかし、いわゆるインフルエンザの予防接種は『血液中のIgG抗体を増やすだけ』なのです!

 

そのため、インフルエンザの予防接種にはインフルエンザの発症予防効果はありません。

インフルエンザウイルスが血液中に入り込んで肺炎を起こしたりする重症化は防げるので、重症化を予防する意味合いが強いですね。

 

つまりインフルエンザの予防接種を行う1番の目的は、インフルエンザの重症化による死亡例を減らすことなんですね。

 

なので、インフルエンザの予防接種をしても、みんなマスクの着用はしっかりしていきましょー😷♪